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メッセージ

●十戒の意義 

2013年07月13日
聖 書  出エジプト記19:1-6
テーマ  十戒の意義 

エジプトの地を出たイスラエル人は、第三の月の新月のその日に、シナイの荒野にはいった。彼らはレフィディムを旅立って、シナイの荒野にはいり、その荒野で宿営した。イスラエルはそこで、山のすぐ前に宿営した。モーセは神のみもとに上って行った。主は山から彼を呼んで仰せられた。
 「あなたは、このように、ヤコブの家に言い、イスラエルの人々に告げよ。あなたがたは、わたしがエジプトにしたこと、また、あなたがたをわしの翼に載せ、わたしのもとに連れて来たことを見た。今、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはすべての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。」
 「全世界はわたしのものであるから。あなたがたはわたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。これが、イスラエル人にあなたの語るべきことばである。」

          出エジプト記20:1-17
それから神はこれらのことばを、ことごとく告げて仰せられた。 「わたしは、あなたをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主である。あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」
 「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。」
 「それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。」
 「あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。主は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかない。」  「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。六日間、働いて、あなたのすべての仕事をしなければならない。しかし七日目は、あなたの神、主の安息である。あなたはどんな仕事もしてはならない。あなたも、あなたの息子、娘、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜、また、あなたの町囲みの中にいる在留異国人も。それは主が六日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り、七日目に休まれたからである。」
 それゆえ、主は安息日を祝福し、これを聖なるものと宣言された。あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が与えようとしておられる地で、あなたの齢が長くなるためである。
 「殺してはならない。」
 「姦淫してはならない。」
 「盗んではならない。」
 「あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。」
 「あなたの隣人の家を欲しがってはならない。すなわち隣人の妻、あるいは、その男奴隷、女奴隷、牛、ろば、すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない。」      

   序論
 神様を信じる人は、神様の宝物になります。しかし私たちは神の宝というほどに価値があるでしょうか。また、どのようにしたら神の宝となれるのでしょうか。

   T)聖なる民となるために  
 イスラエルの民は、神様から水も肉もパンも与えられ、荒野の旅を続けました。そして、1ヵ月半の後、彼らはシナイの荒野に入りました。ここで神様は「わたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば、…『わたしの宝』『祭司の国』『聖なる国民』となる。」と、おっしゃいます。しかし、今のイスラエル民族は、神様の宝といえるほど、素晴らしい信仰者でしょうか?彼らは、何度、神様に逆らったでしょう。ですから神様は、「わたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば」と、おっしゃっています。羊が羊飼いの声に聞き従って、水や草にありつき、家に帰れるように、イスラエルが神様の声に聞き従う時、祝福を受け取れるのです。神の宝とは、傷のない完全さではなく、神様の祝福を受け取って、土の器に神の祝福を満たしていることなのです。神様が人を創造されたときにおっしゃったのは、神は人を祝福し『生めよ増えよ、地を満たせ』でした。神様は、人を祝福したいのです。そして人にその祝福で地を満たしてほしいのです。よしんばアブラハムやモーセのような信仰者であってさえも、完全なものではありません。多くの失敗もあり、未熟さや弱さ、愚かさも抱えています。失敗、未熟、弱さ、愚かさを抱えながらも、神様の祝福を受けて満たす人は、神の宝なのです。器である私たちは、弱さも愚かさもある土の器です(2コリ4:7)が、そこに神様の祝福を受けとって、満たし、人々に注ぐと、その人は、神様にとって宝なのです。
 祭司の国とは、祭司が神と人をつなぐ役目のように、他の国に神の祝福をもたらす国という意味です。聖なる国民とは、神様の所有するもので、神の御用をすると言う意味です。わたしの宝、祭司の国、聖なる国民とは、信仰者が神様の祝福を受け取り、それを他の人にもたらす、神の御用をすることを意味しているのです。

    U)対神関係の戒め −十戒前半−
 神様が「わたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば」と、おっしゃっているように、聖言に従って挑戦するところに、祝福が待っています。羊が羊飼いの言葉に従っていかないと、水や草を得ることができないように、人は神の言に従ってないと祝福を受け取れません。そこで、神様は、イスラエルを聖言に従い、約束を守る民とするため、十戒を与えられました。シナイ山でモーセに与えられた十戒の前半の四つは、神と人との関係についてです。神様は最初に、「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である」おっしゃり、この偉大な救いを覚えて、@この方以外のものを神とせず、A刻んだ像を拝さず、Bこの方の名を軽々しく唱えることをせず、C週に一度は仕事をやめて、天地創造と出エジプトを記念して礼拝しなさいとおっしゃいました。これは、エジプトから導き出した神様の声にこれからも導かれなさいと言うことです。
 十戒の前半の示す意味は、神様を第一にすることです。神様を第一にすることによって、全ての祝福が秩序だってあたえられるのです。神様の聖言に従っていかないと、羊飼いについていかない羊のように、せっかく用意されている祝福を受け取れません。十戒の示す意味は、神様を第一にすることによって、祝福をうけとっていけるということです。

   V)対人関係の戒め −十戒後半−
 後半の6つは、神の最善を信じ、人を尊重する戒めです。D両親は、自分を誕生させ、成長させるために、神が備えてくださった神の最善ですから、敬います。E神の造られた人間は神のものですから尊重し、自分勝手に殺すことはできません。神のかたちにつくられた者を殺すのは、自分の神のかたちも、かたどったもとのかたちの神も軽んじることです。F神が結ばれた夫婦は最善ですから、それを人が壊してはいけません。G人が所有する物は、神が与えた最善のものです。神がその人に与えたものを尊重し、私してはいけません。H神は、最善の計画をしておられますから、嘘をつく必要はありません。神は全てをご存じですから、偽証するのは、神が知らないと考えていることになります。I神が最善に必要なものを与えてくださいますから、むさぼってはいけません。
 神様は、最善以外なさらないのです。そのことを信じてついていかないと、羊飼いについていかない羊のように、祝福は受け取れません。十戒の示すもう一つの意味は、神の最善を信じて聖言に従っていくと、祝福を受け取れるということです。

    結論        
 神の宝は、神の祝福を受けとる人のことです。私たちは、土の器に宝を満たすのです。しかし、聖言に聞き従う者でないと、用意された祝福を受け取れません。それは、神様を第一にし、神の最善を信じていないと、用意された祝福を受け取れないということです。十戒は、神様を第一にし、神の最善を信じることを意味します。そして十戒に従い、約束を守ると、わたし達は、神の宝、祭司の国、聖なる国民となって、神様の祝福をうけとり、この地上に祝福をもたらす者となるのです。

  


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